最近なぜか竹チップについての質問があるので、たまにはチップについてご説明を。
我が家で使用している竹チップは孟宗竹、真竹、淡竹を特殊な機械でチップ状にしたものです。
基本的には1cmくらいのチップになっておりますが、葉っぱや枝も合わせてチップ化しているので、大きさにはややバラつきがあります。
出来上がったチップはあっという間に発酵して2、3日中には手を入れると熱いくらいの発酵熱を出して発酵を始めます。
竹の中の微生物が動き回っているんでしょうね。
そして、この竹を半年から1年位そのままねかせます。
気づいた頃には真っ黒な特製発酵竹チップの出来上がりです。
中には糸状菌もいっぱい。
生の竹だと畑に使う際、窒素障害などを気にする人がいると思いますが、発酵していれば問題ないと思っております。まあ、708的には窒素障害なんてそんなに気にしませんが。
竹チップは保水性、撥水性を高めると同時に、土中の微生物の餌にもなります。こうして土が活性化されるんですよ。
708のようにマルチで使えば、草避けにもなるし、夏は保水、冬は霜よけなど稲わらのような使い方も出来ます。
使い終わったらそのまま土に混ぜちゃえばOK。簡単です。
以上、竹チップの簡単な説明でした。
もっと聞きたい事があればご連絡ください。興味を持ってくれた方、大歓迎です!